◆◆◆最新情報◆◆◆

障害者のための求人・転職サービス



西田文郎公式facebookページ



西田文郎公式メルマガ







西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
西田文郎関連の本
このブログを携帯で見る
qrcode
アーカイブ
カテゴリー
<< あなたは、どう思う? | main | 覚えると考えるの違い! >>
日本人の精神のもと!

東日本国際大教授・先崎彰容氏。

この教授、本質を勉強しているな。以下が矢崎さんの文章です。

平成28年の今、「右翼」というと、どのようなイメージを持つだろうか。

例えば、アメリカとの関係について、またアジア諸国をどう評価するのが、現在では右翼になるのだろうか。

戦前に、ひとりの右翼がいた。

頭山満という人物は、しばしば右翼の巨頭であると言われる。

大陸侵略をもくろんだ戦前の国粋主義者の元締めであり、アジア主義者だと言われる。

その影響力は明治の大隈重信暗殺未遂事件から、大正10年の朝日平吾による財閥総帥安田善次郎暗殺事件にまで尾を引いて、アジア侵略の黒幕だと批判された。

だがその逆に、頭山のなかに可能性をみようとする人もいる。

彼が深くかかわった福岡の結社・玄洋社は、自由民権運動の最中に生まれた組織であり、藩閥政府に反旗を翻しつづけた。

何よりも、玄洋社の憲則の第3条には、はっきりと「人民の権利を固守すべし」とうたわれている。

頭山はやはり自由と民権の人だったのだ。

『社会契約論』を翻訳し、「東洋のルソー」と呼ばれ、幸徳秋水を弟子にもった中江兆民と、頭山は非常に親しかった。

この事実ひとつとっても、彼を単純に右翼と否定することは間違いではないか。

頭山を批判する側と可能性をみる側、この一見対立する両者には、実は共通する問題関心がある。それは何か。

ヒントは、「藩閥政府」という言葉に隠されている。

明治以来の文明開化は、西欧化=資本主義化=帝国主義化=近代化として行われた。

それを主導したのは藩閥政府なのだから、頭山の思想に対する肯定・否定の評価は、そのまま日本の「近代化」をどう評価するかに関わる。頭山を右翼と批判する人は、頭山=藩閥政府=帝国主義、つまり近代主義者だと言って戦前を批判することになる。いっぽう、頭山を肯定する人は、頭山に反藩閥政府=反近代の可能性を感じているわけだ。

藩閥政府の近代化政策の是非が、ひとりの「右翼」への評価をするどく分けていると分かるだろう。

では、筆者はどうみるか。

大正末期の書、『大西郷遺訓』にその答えがある。

西郷隆盛を敬愛して止(や)まない頭山は、目の前で起きている政治外交の堕落をみて西郷の不在を嘆き、遺訓に注釈をほどこし自らの時代診察をあきらかにした。

明治10年、西郷が西南戦争で敗れて以来ずっと、この国は神経衰弱に罹(かか)っている。

西郷さえ生きていれば、日本とアジアの提携など容易なことだったのに、日英同盟などを結び、イギリスの番犬に成り下がった。

また国内の政治と経済に目を向けてみよう。

朝令暮改で政策の変更ばかりを行い、政治的安定が得られず、結果、政党政治の危機が起きている。

こんなことは、立憲政治が始まる以前から、西郷がとっくに指摘していた話ではないか。

その結果、大正末期はどうなったか。

時代の閉塞(へいそく)感が強まり、朝日平吾のような神経質な青年たちのいらだちが世間を覆っている。

正義感のやり場に困った若者たちがテロルを起こしたのだ。

何が欠けているのか。

明治の西郷にはあって、大正の今、失われた価値観とは何か。

それは悠然とした精神の構えに他ならない。

「とかく世の中には『天を恨み人を憎む』という方が多くてのう。

ともすると『天道是か非か』なんどといって天道様まで恨むことになるのじゃ」。

しかしこうした正義感の持ち主のいう天とは、実は独りよがりの偽物である−「天を相手にしていれば、癇癪も起こらぬが、すぐに人が相手になり勝ちでのう。

家の中でも往来でも、とかく喧嘩が絶ゆる間がない」(『大西郷遺訓』)。

こうして筆者の頭山にたいする答えは出た。

藩閥政府=近代化の是非に問題の核心があるのではない。

頭山の精神の構え、雲に立つ仙人のような風貌こそが、日本の近代化のなかで失われたものであり、その警告は平成28年の現在にまで響いてくるのである。

 ■知るための3冊

『大西郷遺訓』(ケイアンドケイプレス) 現在手に入る頭山の言葉は、そう多くはない。

西郷隆盛を敬愛した頭山が、西郷の遺訓に注釈を施した著作。

『西郷南洲遺訓』それ自体は、現在でも岩波文庫で容易に入手できる。

石瀧豊美『玄洋社発掘』(西日本新聞社) サブタイトルは「もうひとつの自由民権」。

頭山を「戦後」民主主義の価値観から解放しようとした貴重な著作。

雑誌『環』(藤原書店)の2015年冬号は、同氏の最新の研究論文を収める。

頭山満(とうやま・みつる)安政2(1855)年、福岡藩士の家に生まれる。

明治初年、不平士族の反乱に連座し投獄。

出獄後は自由民権運動に参加し、14年玄洋社を結成。

のち国権論に移り在野で対外強硬論を展開。

大アジア主義を唱え金玉均や孫文ら亡命政治家を保護するなど、内外に大きな存在感を示した。号は立雲。昭和19年、死去。


| 西田文郎の心学塾 | 03:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://blog.nishida-fumio.com/trackback/1091361
トラックバック